副業解禁時代の副業のすすめ
政府が進める「働き方改革」
時代の流れにより、現在は「副業禁止」から「副業推進」へと変わってきつつあります。
特に大手企業は副業解禁に賛成も多く、副業に取り組む会社員の方が
年々増えてきています。
むしろ「副業ok」のみならず、「専業禁止」を謳う会社も出始めています。
副業というと、「副収入を得たい」というのが動機のイメージもあると思うのですが
もちろん、副収入、収入の足し、に副業を選ぶ人は多いのですが
一流企業に勤める方の副業の動機や意識はそれだけではないようです。
すでに一流企業で勤め、それなりのポジションや役職に就き
平均以上の収入も得ながら副業に取り組む方には
企業に勤務、雇用されながら自分の会社を立ち上げ起業する方も増えています。
つまり肩書が二つある状態です。
1、一流企業株式会社 営業部 係長 山田太郎
2、株式会社○○ 代表取締役 山田太郎
このような感じです。
社会的地位の高い優秀な方が副業をする時代、
複数の会社を兼任して社長やCEOになる欧米的な考え方が
日本にも根付き始めた、といえるでしょう。
また副業がもたらすメリットは?
★副業のメリット
■副業をすることで経営者の視点を持てる
・従業員と経営者は役割、責任、思考法すべてが異なります。
そういった経営者の視点で物事を考え、数字を作る会社員になることは
本人のみならず、会社への貢献にもつながるといえるでしょう。
■会社勤めのリスクヘッジ
・長引く不況に時代環境が目まぐるしく変化する経済社会において
一つの事業にとらわれることはリスク以外のなにものでもない。といえるでしょう。
例えばフジフィルムのように、カメラ、フィルムのメーカーも化粧品やサプリメント、
医療機器を扱い業績を伸ばしているように、
一流企業も成長する会社は常に時代の変化に合わせて業態を変えている事実があります。
一流企業でさえそんな時代ですから、資金も力もない個人なら
なおさら一つにしがみつかず、副業収入を得ることで突然のリストラや
会社倒産に備えることが可能です。
■人脈が増える
・一つの会社に勤めていると、お付き合いできる人脈にも限りがあり
それはビジネスチャンスの限界を意味しますが
副業、特に異業種の業態に取り組むことで、お付き合いできる人脈の幅が広がり
今までの既存の人脈では考えられなかったアイデアや発想、コラボすること
ビジネスチャンスが広がる可能性を持ちます。
■スキルアップ
・会社勤めをしていると、特にその業種のことには詳しくなっても
それ以外のことはチンプンカンプンということは往々にしてありますよね!?
自分で副業を持つことでいろんな新しいことにチャレンジし
様々な知識やスキルが引きあがり、本業にも活かすことが出来たり
人間のレベルが上がることが期待できます。
また、副業をすることで、「時間」に対する意識が高まり
スケジューリングがうまくなる、という効果も期待できます。
==副業解禁の有名企業一覧==
リクルートテクノロジーズ
ヤフー
LINE
サイボウズ
NTTデータ
フィードフォース
もしも
サムライファクトリー
クリニカル・プラットフォーム
グッドパッチ
オイシックス
メルカリ
BASE
リクルートライフスタイル
リクルートマーケティングパートナーズ
リクルートコミュニケーションズ
サイバーエージェント
エンファクトリー
オプト
アクセンチュア
ソウルドアウト
エルプランニング
オールプレジデント
トライバルメディアハウス
East Ventures
LIG
ウィルゲート
リブセンス
ロフトワーク
TABIPPO
トレンダーズ
スマートニュース
リクルートキャリア
リクルートジョブズ
リクルートスタッフィング
ビズリーチ
ビースタイル
LITALICO
エス・エム・エス
キャスター
JAM
クラウドワークス
リリー
LiB
サーキュレーション
ソニー
パナソニック
富士通
レノボ・ジャパン
日本ヒューレット・パッカード
カシオ計算機
キヤノン
日産自動車
ロート製薬
リクルート住まいカンパニー
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意外な有名企業もたくさんあるのですが
会社は副業推進しても、直属の上司が難色を示すこともあり
副業解禁への道のりは甘くはないようですが、この時代の流れは
ドンドン加速し、波に乗り遅れる人と乗る人の収入や社会的地位の格差は
広がる一方といえるでしょう。