代理店学科

 

~代理店ビジネスのメリットデメリット~

あなたが「起業、副業」で成功するために
頭に入れておいていただきたい分野があります。

それは代理店ビジネスです。

ここではなぜ、あなたに代理店ビジネスをお勧めするのか?

この世の様々な企業で募集されている
代理店ビジネスの優位性、成功しやすさ、メリットデメリットについて解説します。

 

商売で成功するために大きく分けて「4つの力」が必要になりますが
これらをあなたはお持ちでしょうか?

 

1、商品力

2、販売力

3、集客力

4、〇〇力

 

1、商品力

これはもちろんあなたが売って収益を得るための
商品やサービス、つまり顧客に提供する「商品」がどれだけ優れていて
世の中にニーズにマッチしているのか?

簡単に言うと、「売れる物持ってますか?」ということです。

商売や起業、副業をするために、この商品力が絶対に必要になってきます。
さて、あなたはどんな商品を用意できますか?

この商品は様々な形態があるので
例としていくつか挙げておきます。

物品

・雑貨・食品・飲食店・貴金属・家電・携帯電話・車・不動産など

資格系サービス

・理美容・タクシー・介護・医師・税理士・弁護士・司法書士・会計士など

無資格系サービス

・引っ越し・翻訳・ウエディングプランナー・コンサルタント・ミュージシャン・漫画家など

 

 

2、販売力

1の商品を苦労して作ったとしましょう。

これは世の中でヒットするに違いない!
そもそもヒットしない商品では売れないので収入は得られませんよね?

爆発的ヒット!とは言いませんが
最低でも生活できる収入分は売れる「商品」を作ったとします。

じゃあ、それをどうやって売りましょうか?

あなたにはその商品を毎日売るだけの「販売力」はお持ちでしょうか?

 

デパートなどの店員さんを見てください。

お客様に近づき、商品を売り込もうとしていますが
望むように売れているでしょうか?

それとも日本全国の家を一軒一軒、ピンポンして回り
「ガチャ」と開けてくれた見ず知らずの人に対して
あなたはあなたの自慢の商品を販売することができますか?

どんなに優れた商品があったとしても販売力、プレゼン力がなければ
物は売れないのです。つまり収入は得られません。

 

3、集客力

1の優れた商品は出来上がり、誰にでも自信満々で販売できる!
あなたとお話すれば〇%の人は商品を買ってくれる販売力も身についた!

さて、あなたはどうやってあなたの商品に興味を持ってくれる
購入してくれるお客様を見つけておなたのお店に連れてきますか?

実は上記の1、2より難しくて、世の中のあらゆる経営者の悩みの種なのが
この「集客力」なのです!

 

脱サラしたり個人事業としてお店を出す人のほとんどの人が
「お店を出せば勝手にお客さんが店に来て勝手に商品が売れていく」
このように勘違いしていますが、そんなのは奇跡であり
まず、あり得ない!と認識しておきましょう。

あなたの最寄りの駅の近くや家のご近所に
タウンページを見れば「一度も行ったことのないお店」が
山ほどあると思いますが、それと同じことです。
お店はそこにあるだけではお客様はやってこないし、商品は売れないのです。

上記の表を見ると毎年「お店が出来た分」もしくは「それ以上」が廃業していることになります。
このような見込み違いや見通しの甘さに多くの事業者が毎年廃業していくのですが

例えば保険所に伺った飲食店を例にしますと
開店後、1年以内に廃業する割合が一番多く70パーセントはここで終わり。といわれています。
飲食店が10年以上経営してるのは300軒に一軒くらいだということです。

廃業する理由は総合的にいろんな要素があるでしょうけど
常に集客が安定していて商品が売れていくなら
こんなに早くに廃業することはないでしょう。

 

4、資金力

 

上記1,商品力2,販売力3、集客力
これらを頭に描いてほしいのですが、この3つを手にするために
どれだけの費用がかかるでしょうか?

 

商品を開発、調達、仕入れするためにどれだけのお金が必要ですか?

販売力を身につけるためにどれだけの勉強や経験が必要ですか?
その期間が長いぶんだけ、費用がかかっているのとおなじことです。
そして販売力には明確にお金がかかるものもあります。

例えば綺麗なお店を建てる、内装がきれい、制服がいい、質の高い従業員を雇う、教育する
これらがお金がないために、汚いお店で汚い恰好をした愛想の悪い従業員が販売した場合

例え売るものは「同じもの」であったとしても売れ方は全然違いますよね?
つまり販売力にも資金が必要なのです。

集客をするのも同様です。
宣伝チラシを撒く、CMを打つ、フリーペーパーに載せる
看板を立てる、大きな駐車場を作る、呼び込みする人を雇う

いろんな方法がありますが、そのどれもが莫大な資金が必要です。
しかも広告をかけたからといって、売り上げが上がる保証は全くありません。

 

これらの上記3点をクリアするために「フランチャイズ」を選択肢とする人が
多いのですが、いわゆるコンビニで開業資金は3000万円、
某有名喫茶店チェーンで1億円!プラス毎月の生活費
仕入れ代金、人件費、管理費などのランニングコストが必要です。

さて、あなたは上記の4点クリアできましたか?

開業資金集め方アンケート

業種によりピンキリですが、すごく頭を悩ませることばかり、、、
ではないでしょうか?

 

こんなことなら「副業、起業はあきらめよう」

そんな風に思う人もいるかもしれませんね!?

 

 

ですが、ご安心ください!

 

これら通常の副業、起業には必須の4つの力
持っていない方には大きなハードルをクリア、もしくは
大きく軽減したビジネスが

「代理店ビジネス」

 

なのです。

 

代理店ビジネスとは?

 

代理店とは、読んで字のごとく、メーカー(本部)の代わりに
営業活動をするお店(契約者、個人、法人)が業を行うことです。

代理店ビジネスには実に様々な業種があるのですが

大きく分けると「2種の形態」に分かれるので
この違いを把握しておいてください。

 

ディストリビューター方式・エージェント方式

まず、ディストリビューター方式とは、メーカーが代理店に商品を売り切り、代理店がエンドに商品を転売する契約です。
つまり、代理店が一度メーカーから商品を仕入れ、消費者に再販売するわけです。

 

一方、エージェント方式とは、代理店はあくまでもメーカーとエンドとの契約を仲介するだけで、
メーカーがエンドに商品を販売する契約です。
つまり代理店は仕入れを起こす必要はありません、紹介をするのが主な業務です。

 

ディストリビューター方式の場合

代理店となるあなたがメーカー(本部)から商品を仕入れるため
仕入れ資金や在庫というものが必要となります。

これはビジネスを行う上でハードルが高くなりますし
リスクともいえます。

数百円数千円の商品なら負担も少ないでしょうけど仮にもし、
単価の高い商品の場合

例えば貴金属、車、時計などですと、相当な資金力がないと
代理店として参入することも、その後の経営がうまく行くことも
かなり難しくなるといえそうです。

 

有名な代理店

・ヤナセ
現在は形態が違うが、ベンツやBMWなどの輸入権と販売権をメーカーから
正式に代理店と許可されていた。

・レキシア銀座
高級腕時計ロレックスの正規代理店として有名です。(正規販売店という)

・ポルシェセンター
日本法人はポルシェジャパンだが、全国には正規販売店として
別の事業者、ポルシェセンターがあります。

 

・携帯電話代理店
当時、開業資金3000万~1000万と比較的安価に始められ
携帯電話の普及という時代のニーズにマッチしていたので
全国的に広がりました。

 

これらの商品で代理店、販売店ビジネスを行う場合
相当な資金力がないと、参入できないことは容易に想像できるでしょう。

 

エージェント方式の場合ですと主に紹介をすることで
報酬を発生させる「広告代理店」という言い方が国内では一般的です。

有名な広告代理店としては

・電通・博報堂などが有名ですが紹介報酬というくくりで代理店契約不要、
ハードルをさげたものには「アフィリエイト」があります。

広告、紹介で報酬を得るタイプのエージェント方式代理店ですと

・仕入れ代金・在庫費用は必要ありませんし、万が一商品に瑕疵があった
場合でもその責任はメーカーが負うことになります。

 

どちらが良いか悪いかではなく、自分に合った方を選択する必要があります。

 

 

では次のページでは個人が在庫リスクなく小資金から始められる
代理店ビジネスについて紹介してまいります。

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